少子高齢化社会に伴い、年々注目が集まりつつある介護業界の求人。介護職の仕事を探す際、これまではハローワークでの紹介や新聞の求人チラシなどを使うのが主流とされてきましたが、近年は求人サイトを活用して転職活動を進めるという人が増加傾向にあります。求人サイトとは、求人情報の紹介や求職活動に関する情報を提供するインターネットサイトのこと。転職、就職、アルバイト、パートといった雇用形態毎の求人サイトや、IT、医療、サービス業といったその業界に特化した求人サイトなど、求職者のニーズに応じてさまざまな種類の求人サイトがあります。もちろん、介護業界に特化した求人サイトもあり、誰でも利用することができます。
では、介護従事者が求人サイトを利用するメリットはどのような点なのでしょうか。メリットとして一番に挙げられるのが、求職活動の手間が省けること。働いている人は、仕事と平行して求職活動を進めなければならないため、想像以上に負担がかかります。特に介護職の場合は、夜勤や早朝勤務などで、求職活動ができないという人も少なくありません。その点、求人サイトは、アドバイザーと呼ばれる就職・転職のプロが求職活動に関わる作業を代行してくれるので、負担を減らすことができるのです。
また、応募書類や面接といった各種対策も実施されるので、自分でリサーチしたり準備をしたりという手間が減るのもポイントといえるでしょう。求職活動に関する作業をアドバイザーに任せることで、仕事中は高齢者としっかり向き合うことができます。